昨日開催されました、愛知県野球協議会主催 障がいを持つ選手たちの交流会の発起人の山本様より御礼と感想文をいただきましたので、掲載をさせていただきます。
愛知県野球協議会としては今後も様々な機会を創出して、野球をすることの素晴らしさや楽しさを、少しでも多くの人に経験をしていただきたく活動を続けてまいります。
以下山本様より
この度、愛知県野球協議会並びに愛知県高等学校野球連盟のご尽力により、障がいを持たれた方とボーイズリーグの選手たちとの硬式野球による交流会を刈谷球場という愛知県を代表する球場で盛大に開催することができました。心より感謝申し上げます。
また、参加してくださり、交流試合の対戦相手となってくださった愛知刈谷ボーイズの選手並びに関係者の皆様にも心より感謝申し上げます。
さらには、交流会の運営に携わり、会場準備・片付け、試合前ノック、審判、そして電光掲示板やアナウンス等、愛知大会の公式戦さながらの環境を作ってくださった西尾高校野球部の選手並びにマネージャー、関係者の皆様にも心より感謝申し上げます。
今回、愛知県では初めてであろう障がいを持たれた方と健常者との硬式野球による真剣勝負は、これからの障がいを持たれた方の野球のかかわり方の選択肢が増える第一歩の画期的な取り組みだと強く感じています。
硬式野球は障がいを持たれている方には、難しい、危ない、プレーできるのかなど、私も含めてそのような偏見を持たれている方が少なくないと感じています。
しかし、このような取り組みを通じて、そのような偏見をなくし、「障がいを持たれていても硬式野球はできます!」ということをアピールするとともに、「障がいを持たれている」というだけで、勝手なイメージを持つのではなく、一人ひとりを実際にみて判断する社会、そして、野球を通じて「インクルーシブ」な社会の発展に繋がることを期待しています。
今回、参加された障がいを持たれた方、そしてその家族の方は、試合中も試合が終わった後も、とても素敵な笑顔で溢れていました。幸せな時間を過ごし、心に残る思い出を作ることができたのではないかと思っています。
今回の障がいを持たれた方と健常者との硬式野球による交流会を今後も続けていただき、さらに発展し、愛知県から全国に広がる取り組みになることを心より願っております。
最後になりますが、今回の交流会にかかわってくださった全ての方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
元愛知県高等学校教員・硬式野球部顧問
交流会提案者(発起人)
山本 耕一

